2015年12月19日

Dead parrot

「良いニュースと悪いニュースがある」
「ふむ……」
「それだけだ。今日は帰りたまえ」

オームの法則計算機というずぼらなものを Python で作っている。入力をパースする正規表現は一応できたが、さてどういう風に使えたら便利だろうか。

現状では起動すると対話モードに入り、スペースまたはコンマ区切りで入力を受け付ける。

V, I, R のうち2つが揃うと残った1つを算出して表示する。3つが揃ってしまうような入力があった場合、一度リセットして最後に入力されたパラメータだけを記憶する。

はっきり言って分かりにくい。普通の電卓を使った方がマシではないかという気がする。

用途を限定しているんだから、その分もう少し立ち入ったことができないかと思う。

一応、kV や mA といった接頭辞つきの入力も然るべく変換して受け付けるようにはしてある。計画としては、出力も 0 が多い場合には接頭辞を付けて調節したい。

でもそれはその程度のことだし、大して便利ではないというか、むしろこれをデフォルトの挙動としつつ、明示的に単位を指定することもできる様でないといけないだろう。

たかが掛け算割り算なんだから2時間で作れるだろうというくらいのつもりだったのに、計算自体が簡単な分、ツールとして成立させるための要求が高くなる。果たして悩んでまで作るものなのだろうか。段々疑念が強まってきた。

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