2016年2月16日

ピエゾ

生楽器の接触型ピックアップなどに使われる、セラミック円板のピエゾ素子は、出力インピーダンスが 5M から 10MΩ ほどあるらしい。コイルでできているいわゆる普通のギターピックアップだと 10kΩ 程度ということだから、3桁も違うことになる。

エフェクタの入力インピーダンスは 1MΩ もあれば高い方に属するし、コイルのピックアップを受ける場合にはロー出しハイ受けの鉄則をこれくらいで十分満足することになる。しかし、ピエゾピックアップではこれだと低すぎる。

インピーダンスの不整合による信号の「劣化」が音に悪影響を与えるか、というのは結局主観の問題だろうが、仮に対抗策を考えるならば、やはり出来るだけインピーダンスの高いバッファを用意することになるだろう。

そうするとやはり MOSFET が良いんだろうか。 

0 件のコメント:

コメントを投稿