2016年2月19日

すたじお

二年前から注文を受けていたファズ(既製品のコピーです)の仕様の最終確認のためスタジオに入った。

折角だから先日分解したエフェクタも持参して試奏してみたが、流石に良い。もっとも、ベースはスタジオで借りたので、自分の楽器と組み合わせた時にどうかというと、また少し違うだろう。

昨日組んだブースターもギターに噛ませてみた。ドライだとアンプが歪まない設定にして、音量にさほど差が出ないようにボリュームを絞りつつ、ゲインを上げて歪ませてみると、けっこうザクザクとした気持ちのいい音がする。ただ、バイパス状態でもノイズが乗るのは、どこかではんだ付けがまずいのではないかと思う。

今回はそんなにエフェクタを持って来なかったので、早々にネタが尽き、いきなり「ジャムりましょう!」と言われる。そう言われても困るので、手抜きをして適当に開放弦を弾いていたら「ベース上手くなりましたね!」と言われた。

この数ヶ月、ベースに触れてすらいなかったのだが、仮に本当に上手くなっていたとしたら、むしろ以前は一体なんだったのか。

ただ、ギターが鳴っているところでなんとなくベースを鳴らしていると、明確にこうしたいというまででなくても、ぼんやりと幾つか「こう行ってもおかしくはないだろう」というイメージは出てくる。問題の一つはそのイメージが具体的なピッチとして確定しないことで、もう一つはピッチとして確定しても指の位置に対応しないことだ。

とりあえず、後者に関しては練習量でどうにかなることが明らかで、逆に言うとその程度にすら練習が追いついていないということである。

そりゃそうだ、練習してないんだからね。

「続かない」というのはまあ、いい。良くはないんだが、そうなってしまうことにはあれこれ言い訳が思いつく。しかし、続かなかったら再開すれば良いだけの話なのに、再開すること自体に奇妙な敷居の高さを感じる。これは全く説明がつかない。

そして説明なんかはどうだっていい。なんとなく再開できないという理由が分からなくたって、結果として再開できれば良いのだ。だから、説明よりは再開する切っ掛けが大事だ。

とりあえず、今日は Deep Purple の話になったことだし、Deep Purple で合わせるというつもりで練習したいと思う。

ビオラベースで? という気はしないではないが、それもイメージの問題という部分は大きいと思うし、それにどうせ本当に合わせるとしたら多分その時はスタジオのベースだから、手持ちの楽器がなんだろうとあまり関係はないのだ。

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