2016年2月2日

ガッ

なんでもないフリをすることで平静を保ちつつ、ポットのノブを外した。てこの原理でやったので、ケースの化粧に少し傷がついたが、ほどほどの使用感が出たということにしておく。この程度で傷がつくなら、持ち歩いたり踏みつけたりしているうちじきにボロボロになるだろうと思う。

機構部品ナットを外したが、なかなか基板をケースから取り出せない。どこかがケースに引っかかる形だ。最終的に、フォンジャックをむしろケースに少し沈める形に押し込み、DCジャックが障害なく持ち上がる角度にしてから、ケースの外側からポットの軸を押し込む様にしてなんとか成功した。

この過程で部品や基板にダメージを与えていないという保証はどこにもない。

ともあれ、ようやく基板の裏側に光を当てることができた。機構部品を除いて、この面に実装されている部品はなかった。そうなるとあとは接点を探るだけだ。電解コンデンサが五つあるうち、二つは接続に見当がついていたが、その予測が正しかったことを確かめられた。もう二つ、片側がどこに繋がっているかまでは想像のついたものがあり、これもそのうちの一つは接続が確定した。

部品面にしても、ケースが邪魔でテストリードが当てにくいところがあったので、随分捗る。ともあれ、明日も早いからそろそろ寝よう。

まあ、接続が分かったところで、結局セラコンの容量は不明なのだが…… ファンクションジェネレータとオシロスコープで観察し、シミュレーションと突き合せることで推定可能な部分はあるかもしれない。そこまでするかというと多分しない。

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