それはともかく、指板上の音名を覚える練習として、4度のサイクルを同一弦上で探していくというのが勧められていた。指を一本しか使わず、音名を意識しながらやるのがポイントらしい。
つまり練習に先立って、4度のサイクルを成す音名のシーケンスを覚えなくてはいけないわけだが、これは語呂合わせが紹介されていた。
飾り物の細工に使われるビーズを英語では bead と綴るが、これが B-E-A-D という4度の連続になっている。D の次は G なので、ここは無理をして BeadG と覚える。そして B の前はどうなっているかというと、これが B♭-E♭-A♭-D♭-G♭で、BeadG に♭が付いたものだ。
G の次で C に戻ってくるから、C-F-BeadG(♭)-BeadG-C で4度のサイクルが網羅できる。語呂合わせなどというものは多少無理がある方が覚えやすい。曲がるズンフェみたいなものだ。
C-F の部分については、まあ、そのくらいは覚えてくれということらしい。メジャースケールなどの話をする時には大概 C が例になり、C をルートとした 4度が F であることはもう染み付いているだろう、という話だった。もっともではある。
ところで、4度上の音というのは5度下の音と同じなのだから、4度のサイクルを逆回しにすれば5度のサイクルになるはずだ。ということは、BeadG を逆さにすれば同じように覚えられるのではないか。
GdaeB か…… あまりうまくない。
さておき明日は予定が空いてしまったので、ベースでゆっくりこの練習をすることにしよう。どうせ飽きるので、飽きたところで気分転換と称して半田付けをしたりゲームをしたりしよう。
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